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2007年11月 アーカイブ

2007年11月06日

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INFO: 100 Chairs in 100 Days and its 100 Ways

ロンドンのデザインコレクティブÅbäkeand cornersに続き二冊目となるファニチャーデザイナーMartino Gamperの作品集の編集とデザインを手がけました。
100 Chairs in 100 Daysは不用になっていた既存の椅子の要素を再構成し新たに100の椅子を100日間で作り出すというMartino Gamperのプロジェクト。ロンドンのDesign Museumで約1年前、Confronting the chairと題して展示も行われました。

London-based design collective Åbäke have designed and edited 100 Chairs in 100 Days and its 100 Ways, a book for Martino Gamper, furniture designer. This is the second Martino Gamper book from Åbäke.
In his 100 Chairs in 100 Days project, Gamper created 100 new chairs in 100 days using elements of kindly donated discarded chairs. The project was on show at London's Design museum last year, entitled Confronting the chair.

こちらの作品集 100 Chairs in 100 Days and its 100 Waysでは100の椅子達の写真と解説に加え、Martino Gamper本人によるテキスト、そしてRon Arad、Emily King、Michael Marriot、Alex Rich、Åbäkeなどの寄稿もあり、ボリュームのある一冊となっています。

100 Chairs in 100 Days and its 100 Ways includes words from Gamper himself, as well as from notable designers and critics such as Ron Arad, Emily King, Michael Marriot, Alex Rich and Åbäke.


やさしい手触りの紙に所々二色印刷を使った美しいトーンのビジュアルが映えるだけでなく、テーマにあわせて100ページの構成、そして中央の49ページから52ページまではあえて製本されず、挟み込まれているだけという遊びも効いています。実はこの挟み込まれたページは出版記念パーティーの招待状となっており、発売に先駆けて配布されていたとのこと。つまり、招待を受けた人には作品集から4ページのみが少しだけ早くお披露目となり、パーティーで残りの本編を手にすることによって作品集の全貌が明らかになるという仕掛けでもあったのです。

Printed on soft paper, both the 4-colour and 2-colour pictures of the chairs look beautiful. The number of pages totals 100, to match the concept of the project itself. The pages in the centre (from 49 to 52) are not bound but simply inserted.
In fact, these pages were actually invitations for the book launch, forming a special 4 page extract of the book for those people who were invited.

他にも多数のプロジェクトで一緒に活動しているÅbäkeとMartino Gamperですが、この作品集もお互いへの信頼感があってこその内容であるように感じられます。詳細はwww.gampermartino.comにて。

Åbäke and Martino Gamper continue to work together on various projects and this book seems to be another beautiful marriage of the two's talents and sympathetic approach.

100 Chairs in 100 Days and its 100 Ways
Published in Great Britain by Dent-De-Leone
Edited and designed by Åbäke
ISBN 978-0-9557098-1-4
100 pages
180 x 297 x 10mm.

2007年11月07日

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INFO: Antithetical ll by 20,000,000 fragments

GAS AS I/Fがプロデュースするブランド、20,000,000 fragments〈トゥエンティミリオンフラグメンツ〉の2008 S/Sコレクション展示会が西麻布Calm & Punk Galleryにて行われました。
これらのアイテムが店頭に並ぶのは少々先になりますが、今日は一足先にそのコレクションの一部をご紹介します!
The fashion brand produced by Gas As Interface, 20,000,000 fragments had its exhibition for the 2008 S/S collection at Calm & Punk Gallery. Here is a sneak preview of the collection!

今シーズンのテーマは、先シーズンのテーマ、<相反性>を掘り下げ、1着の中にある意外性に充ちた「驚き」と「愉しみ」をコレクションアイテムに落し込みました。トラッドと民族服、2つのモチーフのテイストを対比させながら、20,000,000 fragmentsの特徴であるこだわりのオリジナル素材、エクスペリメンタルで精度の高いパターン、プリント、色など、様々な方法でシーズンテーマを表現しました。ブレザーなどの定番デザインと民族服のイメージをMIXさせ、1つのアイテムの中で調和させる事によって、20,000,000 fragmentsが考える新しい服を提案します。

This season’s collection re-examines last season’s theme of ‘antithetical’.
The collection reveals unexpected elements of surprise and enjoyment co-existing in the same item.

The collection’s theme is portrayed through the use of experimental, yet high-quality, pattern-making techniques, prints and colours, and contrasts two different approaches, trad and ethnic.

20,000,000 fragments defines its idea of ‘new clothing’ by blending elements from ethnic clothes into everyday items such as blazers.

取り扱い店舗: 伊勢丹新宿店 本館4F=リ・スタイル、LOVELESS、Adam et Rope、aquagirl
(お問い合わせは: ガスアズインターフェイス TEL 03-5704-7374まで)
The collection will be available at the following stores: Re-Style ISETAN Shinjuku, LOVELESS, Adam et Rope, aquagirl.

2007年11月09日

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EVENT: HIGH5 開催


12月1日(土)AXIS GALLEYにて、デザインポータルサイトHitspaperによるデザインカンファレンスHIGH5™が開催されます。
未来のデザイン・アートシーンについてのトークを繰り広げるのは、以下の五組:
NON-FORMAT, Neasden Control Centre, W0W, Projector, NAMIKO KITAURA
デザイン、イラストレーション、映像、インタラクション、写真などのビジュアルメディアで注目を集める国内外のクリエーターが勢揃い。

以下、プレスリリースより:
21世紀に突入し、アート・デザインシーンは様々な概念が混在する非常に興味深いシーンへと変化を遂げようとしています。
また、ウェブを代表するテクノロジーの発達により、多くの恩恵を受けて制作環境は飛躍的に改善されました。
しかし、"何の為に何故クリエイティブなモノを制作しているのか?"という問いに未だ明確な回答は出されていないと思います。否、答えは十人十色、千差万別でしょう。その一つの答えに私達は果敢にもチャレンジしてしてみたいと思っています。このカンファレンスを通じて多くの答えが提示・示唆される中、あなたが共鳴できる光があれば幸いです。

HIGH5
日時:2007年12月1日(土曜日) 13:00PM – 20:00PM
会場:AXIS GALLEY
オフィシャルサイト: http://high5.jp/
チケット情報
通し券 4,500円 (アフターパーティー券なし) / 通し券 5,500円 (アフターパーティー券あり)
※カンファレンスチケットの当日販売はございません。

NON-FORMAT

Neasden Control Centre

WOW

Projector

NAMIKO KITAURA

2007年11月11日

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INFO: Chrissie Macdonald's new website

Peepshowに所属するイラストレーター、Chrissie Macdonaldのウェブサイトがリニューアルされました。ペーパークラフトやコラージュなどの手法でエディトリアルを中心に様々なビジュアルを手がける彼女。ウェブサイトで是非最新ワークをチェックしてみて下さい!
http://www.chrissiemacdonald.co.uk/
http://www.peepshow.org.uk/

2007年11月13日

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INFO: Lost Contol / Neasden Control Centre

Neasden Control Centre (以下NCC)は、2000年にロンドン郊外に設立されたデザインスタジオ。
イラストレーションとグラフィック、アートの要素を融合させた彼らのスタイルは、インスタレーションでの展示から広告キャンペーンまで、様々な媒体を通しコマーシャルと非コマーシャルの両方の分野で多くのファンを獲得してきた。2003年にゲシュタルテン出版社より出版された『Neasden Control Centre』は大きな反響を呼び、彼らの名をより強く印象づけたと言えるだろう。


(c) 2007 Die Gestalten Verlag, Berlin
『Lost Contol 』は最近リリースされたNCCの最新作品集である。グラフィックやインスタレーション、コラージュを用いた作品が収められている本書の総ページ数は192ページにものぼり、見応えのある内容となっている。収録作品の大半は、本書のためにNCCによって特別に描き下ろされたものであり、最新のコマーシャルやアート作品からの写真によって引き立てられている。

(c) 2007 Die Gestalten Verlag, Berlin

(c) 2007 Die Gestalten Verlag, Berlin


12月1日にはデザインコンファレンスHIGH5での講演が決定している彼ら。
講演にあわせてぜひともチェックしておきたい一冊である。

Lost Contol
頁数: 192ページ 判型: 24 x 30cm 言語: 英語
仕様: オールカラー版 / ソフトカバー
定価: EUR 44,00 / USD 65,00 / UK 33,00
ISBN: 978-3-89955-189-1
出版: Die Gestalten Verlag
国内問い合わせ先:dgv Japan (www.die-gestalten.jp) 03-3749-3675

HIGH5
オフィシャルサイト: http://high5.jp/

2007年11月16日

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EVENT: Daniel Eatock / Editions & Originals

11月16日よりロンドンのグラフィックデザイン専門ギャラリー Kemistry Gallery にてDaniel Eatockの個展 Editions & Originalsが開催。

自らのビジュアルスタイルの確立とその提示が多くのクリエイターにとって重要性を持ち続ける中、Daniel Eatockの活動は極めて異質、かつ新鮮である。

Eatockの興味はアートともデザインともとれるビジュアルコミュニケーションの広くに及ぶ。それは言語や収集への執着、ユーモアやウィットと交差しながら、見るものの固定概念を揺さぶるだけでなく、その数々のアイデアや発見を共有したいという欲求を喚起する。

時には第三者に作品の提出を呼びかけ、収集・公開し、またあるときは知人の優れたアイデアを紹介しつつ自分のアレンジを加えてみるなど、ウェブ上で多くのパーソナルプロジェクトを続ける彼が、同時に英国の民放Channel 4の有名番組Big Brotherのアイデンティティ(ロゴ)を手がけているという事実は極めて英国的な出来事と言えるかもしれない。他にも、彼は200以上のデザイナーのポートフォリオサイトに使われているウェブアプリケーションツール Indexhibitの発案者であったり、アクセサリーや家具をデザインしたりと、活動の対象はもはや彼のひらめき次第の様である。

本展はDaniel Eatock初の個展であり、新作2作を含む彼のプロジェクトが一堂に会する貴重な機会。この冬ロンドンを訪れる方はお見逃しなく!


Alt London Olympic Logo
(ロンドンオリンピック公式ロゴに対するEatockの代替案)

Daniel Eatock – Editions & Originals
16 November 2007 – 12 January 2008
Kemistry Gallery
43 Charlotte Road
London EC2A 3PD

2007年11月20日

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INFO: Bags of Good will

ファニチャーショップtwentytwentyoneが9月に行ったチャリティバッグ展 Bags of Goodwillの出品作がウェブで公開中。

ロンドンデザインウィーク中に行われたこの企画は40名の著名プロダクトデザイナーによりカスタマイズされたコットンバッグをオークション形式で売却するというもの。Jasper Morrison、Tom Dixon、Tord Boontje、深澤直人、安積朋子などが参加し、売り上げ総額6160英ポンド(約140万円)がThe Fairtrade Foundationに寄付されました。みなさんも世界に一つだけのバッグの数々を是非チェックしてみて下さい。
Bags of Goodwill オンラインギャラリーはこちら

2007年11月23日

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INFO: PERFORMA Radio/Ryan Gander & Dexter Sinister


Dexter SinisterDot Dot Dotで知られるグラフィックデザイナーStuart BaileyとDavid Reinfurtのユニット名。現在ニューヨークを拠点にしながら‘Just-in-time’方式の編集/印刷/出版工房(注・Just-in-timeとはフォードやトヨタ自動車の生産方式のこと)と週に一日だけのブックショップを運営したり、コロンビア大学で教鞭をとったりしている彼らだが、先日はアーティストRyan Ganderと共にニューヨークのアートビエンナーレPERFORMA 07に参加。
その内容はBaileyとGanderの共著であるAppendix Appendixの朗読バージョンをラジオで放送するというもの。同書はテレビ番組の企画書をコンセプトに書かれたものであり、テレビのパイロット版をラジオ番組のフォーマットに組み込ませ、さらにそれが電波によって立体化する過程は、いかにも彼ららしいミディアムの変容を用いたプロジェクトである。カフェで30のラジオを用意してのプレゼンテーションも行われたこの企画、聴取者はラジオの電波の届く範囲に限られたわけだが、先日よりDexter Sinisterのウェブサイトで同放送のmp3ファイルが公開されている。
デザインとアートの枠組み、そして大西洋の東と西を自由に行き来しながら活動する彼らからまだまだ目が離せなさそうだ。

2007年11月24日

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INFO: grafik/Sara De Bondt


grafik最新号の表紙と特集はベルギー生まれのグラフィックデザイナーSara De Bondt
オランダのJan Van Eyckアカデミーを卒業後ロンドンに渡った彼女はDaniel EatockのFoundation 33を経て、現在はフリーで活動している。長年スタジオをシェアしていたPractiseのJames GogginやスウェーデンのイラストレーターMartin Frostnerと共同でプロジェクトに取り組むことも多く、タイポグラフィ力とウィットに富んだアイディアの絶妙なバランスがそのデザインの特徴と言える。そして全体を見ればまだまだ数少ない成功した女性グラフィックデザイナーの代表的な存在である。近年では母国ベルギーのクライアントも多く抱え、中でもブリュッセルの美術館Wielsのアイデンティティデザインは大きな注目を集めることとなった。また最近ではCentral Saint Martinsのグラフィックデザイン科でÅbäkeのPatrick Laceyと共に教育にも携わっている。
grafikでは12ページに渡り彼女の代表作を紹介、インタビューを通してその制作プロセスや思考法を明らかにしていく。その活動の軌跡を追うことにより、過去数年のロンドンやオランダのデザインシーンの進化も同時に読み解くような、興味深い特集となっている。

Sara De Bondt
http://www.saradebondt.com

grafik
http://www.grafikmagazine.co.uk/

2007年11月26日

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INFO: Babyshambles "French Dog Blues" video

Atmosphere 03でもご紹介したイラストレーション雑誌LE GUN。その中心人物であるNeal Foxが英バンドBabyshambles ‘French Dog Blues’のミュージックビデオのイラストレーションを手がけました。監督にDavid Mulletを迎えたこの作品は、LE GUNが東ロンドンに持つお店 the LE GUN Shoe Shop of Curiositiesで撮影されたとのこと。アンティーク感あふれる空間とアニメ化されたイラストが不思議な世界を作り上げています。

2007年11月27日

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EVENT: Daydream Nation exhibition at Kapok

香港のKapokDaydream Nation 展が開催中。

Daydream Nationは英国でテキスタイルデザインとシアターデザインを学んだ兄妹KayとJingによる香港発のブランド。Fashion meets theatre. という表現がふさわしい強い物語性とガーメントの美しさは高い評価を得ています。9月のロンドンファッションウィークではICAを会場スポンサーに劇場風のショーを開催し大きな話題を呼びました。
今回のKapokでの展示では “GOOD MORNING I’M SLEEPING SS08” コレクションのためのスケッチやショーの小道具の展示、映像の上映が行われています。アジアでは初のお披露目です。

DAYDREAM NATION EXHIBITION @ KAPOK
date: 20th November-6th December, 2007
opening hours: Mon-Fri 10am-8pm, Sat-Sun 2-7pm
Daydream Nation website www.daydream-nation.co.uk

Daydream Nation Good Morning I'm Sleeping at ICA

2007年11月28日

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INFO: Monocle / Tokyo Designers' Week Report

今月はじめに開催されたTokyo Designers’ Week。出展者、来場者ともに国際色の強いイベントでしたが、海外からの来場者の目にはどのように映ったのでしょうか?現在雑誌Monocleのウェブサイトでビデオレポートが公開中。Monocleならではのグローバルな視点から綴られる東京のデザインイベントの姿を是非チェックしてみて下さい。

Monocle
http://www.monocle.com

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