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EVENT: Ryan Gander exhibition at TARO NASU (Tokyo)

9月28日より、六本木のTARO NASUにてRyan Ganderの個展 ‘GHOSTWRITER SUBTEXT (TOWARDS A SIGNIFICANTLY MORE PLAUSIBLE INTERROBANG)’ が開催。


Ryan Gander GHOSTWRITER SUBTEXT (TOWARDS A SIGNIFICANTLY MORE PLAUSIBLE INTERROBANG)
(C)Ryan Gander 2006 / Courtesy of TARO NASU

Ryan Gander(ライアン・ガンダー)といえば、オランダ発のグラフィックデザイン誌 Dot Dot Dotへの寄稿や、同誌編集長であるStuart Baileyとの共同ワーク、そしてロンドンを拠点とするベルギー人グラフィックデザイナーSara De Bondtとのコラボレーションも多く、現代アート界のみならず、近年のオランダ、英国のグラフィックムーブメントの中でもその存在を深く印象づけるアーティストである。

Gander氏は1976年英国に生まれ、Manchester Metropolitan Universityを卒業後、オランダのJan van Eyck Akademie、Rijksakademie van beeldende kunstenに学んだ。2005年のArt BaselでのBaloise Art Statement Prizeをはじめ、受賞歴多数。2006年にはイギリスのTate Triennialに参加。2007年、2008年はオランダのStedelijk Museumでの個展を開催するなど、その多彩な活躍は国際的にも評価が高い。現在はロンドンを拠点に活動している。

以下、プレスリリースより:
‘GHOSTWRITER SUBTEXT (TOWARDS A SIGNIFICANTLY MORE PLAUSIBLE INTERROBANG)’ と名付けられた今回の展覧会は2本の映像作品を同時上映するインスタレーションとして構成されている。
そのうちの1本は、ゴーストライターを職業とする男性をインタビュアーにむかえ、建築家レム・コールハースとインディペンデント・キュレイターのハンス・ウルリッヒ・オブリストが対談するもの。発言している当人は決して画面に写さないという独特の手法で撮影された映像は、話し手の声とそれに耳を傾ける聞き手の表情との微妙なすれちがいを緊張感をもって描きだしていく。

もう1本の映像作品は、ガンダ−自身が書いた対話形式のテキストを、黒一色の背景に白い字幕スーパーのみで写していくもの。コールハースとオブリストの対談と時にシンクロナイズし、時に逸脱をみせながら展開するその内容は、ガンダーによって紡ぎ出される「対話のパラレルワールド」ともいえるだろう。対話から生まれ、言語化されないままこぼれ落ちていく様々な想念をフィクションとして再構成した作品である。

この作品において、ガンダーはコミュニケーションの可視化を試みるだけでなく、人間が自らを語る時に生じる自己同一性の問題にも意識を向けている。だからこそ、対談の司会者として狂言回しの役を担うのは、他人の人生を自分のものとして語ることを職業とするゴーストライターでなければならなかったのである。

近年再び注目を集めているコンセプチュアルアートの分野において、ライアン・ガンダーほどその才能を期待される若手作家はいない。彼の作品は、作品をコンセプチュアルアートたらしめる透徹した論理と無限に広がる自由奔放な空想力との魅力的な複合体なのである。

Ryan Gander GHOSTWRITER SUBTEXT (TOWARDS A SIGNIFICANTLY MORE PLAUSIBLE INTERROBANG)
2007年9月28日(金)—11月2日(金)
会場: TARO NASU (東京)
住所: 〒106-0032 東京都港区六本木6-8-14・2F (地図)
営業時間: 火〜土 11:00-19:00 日月祝 休

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